サパ、プラハのベトナム市場

遠く離れたプラハ郊外(リブシュ地区)には、私がときどき訪れたいと思っている小さなベトナム人街、サパがある (サパもベトナム北西部、中国との国境に近い町だ)。実際には、ベトナム人コミュニティが集まる巨大な村のようなショッピングコンプレックスのようなものだ。ベトナム人コミュニティは、この国で3番目に大きな外国人コミュニティである(ウクライナ人、スロバキア人に次ぐ)。チェコの食料品店でベトナム人が経営している店はほとんどない。ベトナム人は共産主義のチェコスロバキアに労働と勉強のためにやってきた。1989年に共産主義が崩壊すると、大多数はチェコに留まることを決め、チェコを永住の地とした。これにより、新たなベトナム移民の拠点となるコミュニティ(ベトナム系チェコ人は自分たちを「バナナ・キッド」と呼ぶ:内側は白く、外側は黄色い)が形成された。


好奇心旺盛な人やエキゾチックなものを探している人は訪れてもいいが、プラハに長期滞在する場合にのみお勧めする。

プラハに3日間滞在するのであれば、地元のベトナム料理レストランでベトナム料理(私がとても好きな料理だ)を発見しよう。


街の中の街」とも呼ばれるこの「リトル・ハノイ」では、小さな食堂でベトナム料理を食べたり、南国フルーツを買ったり、東南アジアへの格安旅行ができる。1999年に元農場跡地に作られたこの市場は、朝8時から夕方6時まで営業しており、25万平方メートルの広大な敷地に1,000以上の業者が出店している。もちろん、ここで食事をすることもできる:フォー・トゥン(Pho Tung)はサパで最高のフォーの名店とされ、ハイ・ハー(Hai Há)はブンチャー(Bún cha:豚バラ肉のグリル)で知られ、ハイ・フォン(Hai Phong)はブンチャー(Bún cá:魚のスープ)で知られている。多くの本格的なベトナム料理店に加え、Tamda Foodsのような専門食料品店、語学・料理コース、様々な社交イベントや結婚式の会場、旅行代理店、ネイルサロン、ヘアサロン、そしてもちろん小さな仏教寺院もある。SAPA市場は、東欧全域におけるアジア製品の主要な中継地として機能している。

どうやって行くのか?

Kačerovmetro (C線)へ行き、113番のバスでSídliště Písnice(シードリシュテ・ピースニツェ)へ行く(Smíchovské nádražíからは197番のバスでも行ける)。正確な住所は Libušská 126である。

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